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25
2015

家族群, ライチョウ / Family flock, Rock Ptarmigan

CATEGORYライチョウ
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ライチョウ成鳥♀  (Lagopus muta)  Adult-female Rock Ptarmigan  150819  Nagano

家族群1
今回は合計で2家族の家族群を観察することができました。最初の家族群は4羽の幼鳥を含み母親は片足を怪我。
絶えず捕食にさらされているはずですが非常に穏やか。
特に人を捕食者であると全く認識していないため普通ではあり得ない ヒトを確認→目視→目視を直ぐ止める→何もなかったかのように行動 という一連の流れを体感(?)できます。
母親は捕獲経験があるためか多少気にするそぶりはみせていたものの、それでもかなり異質。
お母ちゃんの目をしているでしょうか?お母ちゃんは子供達の行動の"軸"となります。

First family flock of Rock Ptarmigan.
I observed 2 family flocks, so today I will write about it. First family flock contains 1ad and 4juv.
Mother injured her foot, so she scuffed. I was afraid she will be predated by predator.
Rock Ptarmigans don't recognize human as a predator so we can see amazing action. It is like this ; Recognizing human → watching human → stop watching and continue foraging and moving !
Mother was little alarm because she was captured before in ringing for conservation. However her eyes looks very calm.

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ライチョウ成鳥♀  (Lagopus muta)  Adult-female Rock Ptarmigan  150819  Nagano

母親の足にはリング。計5つ装着してありました、保全研究が現実にこの場で行われていることを実感。
自分もバンディングを学ぶようになりバンディング自体を頭ごなしに批判することは避けるべきだと感じるようになりました。
"写真の出来が悪くなるから"という理由でリングを批判するカメラマンはもってのほか。写真の出来とリングのもつ意味を比較すること自体が失礼であり同じ土俵にそもそも立っていない事を理解すべきでしょう。
一般に受け入れられ難いのが保全目的でない研究におけるリングでしょうか。現在の科学では統計によって研究内容に意味を与えるのに近いような証拠としてカラーリングは使われており、また研究者自体の個体識別にも必須です。保全における力となるには研究業績は重要、難しい世の中です。
またそれは人目線である理由付けなわけですから、鳥で生きていく以上恩返しという意味でも保全活動に協力する事は大切であり僕自身研究者を目指す上で忘れてはならない感覚であると考えています。

Mother ringed both foots. I realized strongly the preservation research undergoing.
I think we should not criticize strongly about ringing, it is essential for avian research.
Many Japanese photographer complain about ring, because it looks in photos. I think it is very stupid.
However, ringing for research is also for human not for avian. In thesis, color ringing is essential evidence for identify individuals. I think it in trouble for birds, so we should participate in preservation as in return.
I think it is very important way of thinking, but it is difficult to write in English what I wanna write.

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ライチョウ成鳥♀  (Lagopus muta)  Adult-female Rock Ptarmigan  150819  Nagano

絶えず"クックックック..."と鳴き続けます。雛は"ピーピー"。親は雛の位置を仮に雛が離れても把握でき、雛は親の声の届く範囲で行動するため迷子になり難いのは非常に適応的でしょう。
2つの家族が接近した場合幼鳥の混合を避けるためにあらかじめ親鳥は幼鳥を近くに呼び寄せるとか。血縁者は声で識別できそうに思いますが、それでも前段階で危険をさけることは重要であることが予想できます。
雛の行動圏の制御において2つの音が軸となってしまうことは親鳥の音が届かなくなる範囲が確実に生まれるため不都合なのは容易に想像できます。
どうしても真似をしたくなる声であったので親の鳴き真似を申し訳ないのですがしてみたところ、いやいやちょっと!と言わんばかりに親鳥は立ち上がりこちらをかなり注視していました。
しかし子供を呼び寄せる行為は行わなかったため、他親の接近時にはまず音声による認知 後に目視による他個体の認知が働いて初めて呼び寄せる行動をとるのでしょう。
喉の奥から"グアァ"と出す声はライチョウに共通した地鳴きと思っていましたが雄のみに聞かれ雌の声が異なることは知らなかったので非常に新鮮でした。

Mother's call "kukukuku...", Juvenile call "pi-pi-pi-pi-". Juvenile calls is louder than adult's one. It is adaptive that mother can grasp where are her chicks, and chicks can avoid too far from their mother.
If two family flocks close, both mother gathered their own chicks and avoided mixing.
I think maybe they can identify own chicks in voice. But probably prevention in early stage is important.
When I mimiced mother's call, she head up and searched around, but didn't do gathering.
In the situation 2 family too close, first mother recognize from call and second recognize from sight.
I though the low call "guaaa..." is the call of all Ptarmigan. But the truth was low call is male's flight call. If you interested in it, please hear in website.

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ライチョウ幼鳥  (Lagopus muta)  Juvenile Rock Ptarmigan  150819  Nagano

チングルマの蕾を採食。4個体いた幼鳥のうち1個体は僅かに大きいと感じたもののほぼ大きさは変わらず。
幼鳥の段階で既に足に羽が生えておりぽわぽわ。
まだこれだけ幼いですが、しっかりと警戒性を出すことができます。今回1度だけ警戒声を出した場面を観察することができましたが、ヒトを警戒するときとは異なり1個体が警戒性を出すと一気に警戒に入ります。
上空,周辺を見ましたが何も発見できなかったので何に対して出した警戒声なのかはわかりませんでしたが、解除の音声があるのではなく個体ごとに解除する時間はまちまち。以前更新したトウネンのようにこういう部分に個性が現れるのでしょう。

Foraging bud of Aleutian avens. The body size of all 4 juvenile was almost same.
Feathers grow on foots and it is like softly.
They are so young but they can put out alarm call. This time, I can observed only one time that an individual put out alarm call.
If an individual put out alarm call, they stopped foraging and crouched. it was not same for alarm for human.
I could not find any predator so didn't know for what species. Cancellation of vigilance were varied with individuals.

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ライチョウ♀  (Lagopus muta)  Female Rock Ptarmigan  150819  Nagano

ここからは2つめの家族群。
母親個体の齢は残念ながら分からず。左右とも足輪付、幼鳥を3個体連れていました。
ライチョウの家族群は放浪という形をとるらしく、定まったテリトリーを持ちません。高山で繁殖する種は平地から見ると異質な繁殖様式を持つ種ばかりですが、高山という環境に適応した結果なのでしょう。
1家族目の親鳥と比べると換羽が遅いのか暗色味が強め。
この家族群の幼鳥は1家族目と比較するとやや早生まれであり成長が進んでおり、あまりピーピー鳴きません。
それぞれの幼鳥の適切な判断に任せることができるためか、親鳥もあまり位置確認の声を発しませんでした。これもほとんどヒトと同じですね。おそらくこの家族群の幼鳥は小学校中~高学年くらいに当たるのではないでしょうか(笑)

Second family flock of Rock Ptarmigan.
I didn't judge the age of this individual. She ringed both foots and had three juveniles.
Rock Ptarmigan in Japan don't have territory in the stage of family flock. Many species breed in alpine take unusual breeding system like Japanese accentor and Alpine accentor.
Moult progression was slower that first mother.
Juveniles in this flock was more grower than first flock, they didn't "pi-pi-"call so many times.
Mother also less frequently of "cu cu" call.

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ライチョウ幼鳥  (Lagopus muta)  Juvenile Rock Ptarmigan  150819  Nagano

カヤツリグサ科を採食。目線より上にあるものを選択して採食しているようでした。
また個体ごとに採食方法の専門化が起こっているかと思いましたが、時間が足りずこれといった傾向は見えてきませんでした。目線より上で採食を行うことが個体の特性なのか、種子の成熟度に影響を受けているのかは分かりません。
カヤツリグサ科を採食する場合は嘴で濾し取るようにして採食を行っていました。
登山道から近くで採食していたため登山客の皆さんもあらライチョウ!と足を止めてらっしゃいました。
写真で頭がドリルのようになって採食しているのはナデシコ科(?)でしょうか。

Foraging the seed of Cyperaceae.
I hypothesize that they specialized for type of plants, but I couldn't find the trend in juvenile's foraging.
But many juvenile forage feed on their head. I didn't judge the reason which individuality or mature of seeds.
Many mountain climber stopped walking and see Ptarmigan, they looked happy.
They also foraged Caryophyllaceae and other plants.

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ライチョウ幼鳥  (Lagopus muta)  Juvenile Rock Ptarmigan  150819  Nagano

ヒトの目を気にせずせっせと餌探し。
歩っていると石につまづいたり石をひっくり返して転けたりします。それが非常に可愛い...。
ここ数日の長雨はライチョウの幼鳥のコンディションを間違いなく落とすことにつながるでしょう。
できれば雨があまり続かず、多くの幼鳥が翌年以降に命をつないで欲しいです。
今日は外房に行く予定が寝坊、二度寝して谷津干潟へも寝坊したので今日はゆっくりする予定です。

Apparence of Juvenile is very cute. They waled and searched their feeds.
Some time they slipped and tumbled. It also Adorable.
The past few days continue rain fall so it will make juveniles condition lower.
I hope stop raining and many juvenile Ptarmigan become adult. So today I will stay home and clean up my room.
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